お知らせ
10/2 みんなであそぼうを開催します
10月2日(月)10:00より、園開放「みんなであそぼう」を開催いたします。
内容は、園で所有するおもちゃでみんなで遊んだり、簡単な手遊び歌などを行う予定です。
その他、保育士による子育て相談や園見学(希望者のみ)も実施いたします。
開催場所は園内で行いますので、雨天決行です。※但し台風等の災害時は休園となります
ご参加を希望される方は、ホームページの問い合わせフォームまたはお電話にてご予約をお願いいたします。
皆さんのご参加お待ち申し上げます!
2024年度1号認定募集締め切りについて
こでまり保育園は、来年度2024年4月より保育所型認定こども園に移行いたします。
それに伴い、1号認定枠の募集を実施いたしますので、ご希望の方は問い合わせフォーム、もしくは電話にてお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
1号認定願書申込み締め切り: 9月14日(木)17:00まで
※原則、願書申込みにあたっては事前に園見学をしていただくことをお願いしております。願書等の資料は見学の際にお渡しいたします。
【参考】募集人数
3歳児(年少):3名程度
4歳児(年中):3名程度
5歳児(年長):3名程度
かがくあそび「ダイラタンシー現象」
金曜日に、4,5歳児でかがくあそびをしました。
楽しみにしていた今回は、片栗粉を使った「ダイラタンシー現象」の実験。米村でんじろう先生監修の「どろりん」を使って、いろいろな感触遊びをしました。
動画をみて、ドロドロになったり固まったりする物体に子どもたちは興味津々♪
さっそく作り始めると、粉と水を混ぜればすぐにできるので、子どもたちもすぐ楽しめました。最初は不思議な感触にいやがる子どももいましたが、最後の方は腕中にまとわりつけて遊んでいました笑
ダイラタンシー現象は、片栗粉以外にも、海辺の波打ち際の砂浜でも同様の現象が見られます。
(砂浜を強く踏むと足跡が残るくらいかたくなりますが、足をどけると砂が一気に崩れ出します)
最後は、大量のどろりんの上に乗って、足踏みをしたら沈まないことを体験したり、立ち止まって沈むとなかなか出られないことも体験して、不思議などろりんを楽しみました☆
防災:アルファ米の試食をしました🍚
園で備蓄している災害用食料のアルファ米がもうすぐ賞味期限を迎えるため、みんなで試食会をしました。
アルファ米はうるち米を長期保存できるように加工した米で、お湯や水によって白米をつくることができるようになっています。
園に備蓄していたのは、1回50食分。結構な量があります。
それを段ボールの中に耐熱ビニールと米が入っており、規定のお湯か水を入れてしばらくすると米が出来上がります。
今回は、時短のためお湯で作成。お湯だと15分、水だと1時間かかるようです。
アルファ米は、人によっては独特のにおいや味があり好みが分かれるようなので、今回はちょうど給食メニューがカレーの時に行いました。
お湯で作ったアルファ米は正直普通のご飯と遜色なく、おいしく食べれましたが、冷えるとパサつきが出てしまい、たしかに好みが分かれるのも納得でした。
ただ、ほとんどの子どもたちは問題なく食べれたので、いざ災害時に給食の提供ができないときには心強い味方になりそうです。
『デジタルネイティブ』な子どもたち
突然ですが、未就学児の子どもがいらっしゃるご家庭で、子どもにテレビやスマホ、タブレットなどの「スクリーンメディア」とよばれるデバイスを使わせている方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか。
ベネッセがとったデータによると、現代のこどもたちは、スクリーンメディアを"ほとんど毎日利用する割合"が、0歳児でもテレビで67%、スマホで20%といわれ、生まれたときからICT環境の中で育つ、いわゆる『デジタルネイティブ』ともいえます。
特に日本においては、Youtubeやネットフリックスに代表される映像系やアプリゲーム等「娯楽」で使用している頻度が高いというデータがあります。
どうしても仕事や家事で忙しいときに、つい子どもたちの気を紛らわすためにこういったデジタルメディアを与えてしまいがちですが、実際に子どもに与える影響について調べたデータがありましたのでご紹介します。
なんとなく、小さい頃からデジタルメディアで子育てをしてはいけないというイメージがありますが、最近の研究ではデジタルメディアにおけるメリット・デメリットがあることがわかっています。
デメリット:①視力への影響が大きい⇒目が悪くなりやすい、②言語発達を損ねる⇒言葉の発達が遅れる
①は単純に画面までの距離が近かったり、長時間画面を見ることで目が疲れ、近視になりやすいおそれがあります。
②は映像などは、画面からの一方的な情報提供になるため、見る側は何も考えたりしなくても情報がどんどん入ってきます。言葉はコミュニケーションでもあるため、一方的に与えられるよりも双方向的なやりとりを介した方が言語能力は発達しやすくなります。(外国語を習得するとき、座学だけよりもネイティブな環境に身を置いたほうが習得しやすいのと似ています)
メリット:例えば見立て遊びの模倣を、①リアルに人が教える、②(リアルに人が教える内容を)同じくらいに見えるサイズのモニタで教える場合での学習効果を計る実験を行うと、①の方が学習効果は高いものの、②モニタ(動画)からも子どもたちは学ぶことが多いことがわかっています。さらにいうと、一人で見るよりも他の子どもたちと一緒に視聴を行うとより多くの学習効果を得られることもわかっているそうです。
これらのことを考えると、デジタルメディアはあくまで道具(ツール)の一つでしかすぎません。このツールをどう使っていくかによって、子どもたちにとってプラスにもなればマイナスになるともいえます。
当園では、あまり保育中にデジタルメディアを見せ続けることはしていませんが、活動内容によっては、動画などをうまく使いながら子どもたちと楽しんだりしています。
ご家庭でも、ぜひご参考いただけたらと思います。
4年ぶり!園開放「みんなであそぼう」開催
コロナの間、開催が難しかった園開放「みんなであそぼう」を開催しました。
当日は、地域にお住まいの7組の親子にご参加いただき、園にある様々なおもちゃや器具で目一杯遊んでいただきました。
子どもにとっておもちゃは遊ぶだけではなく、遊びを通して心身の発達や心の成長を促すとても大事なツールといえます。
ただおもちゃを渡せば子どもは勝手に遊んでくれると思われがちですが、そんなことはありません。最初は丁寧に遊び方を子どもと一緒に示してあげることが重要です。
簡単すぎず難しすぎない、適度におもしろいおもちゃを与えることで、子どもはより楽しく集中して遊ぶことができます。
今後も7月・9月に園開放を行う予定です。詳細が決まりましたら、ホームページでもご案内させていただきますので、もしご興味ある方は、お問い合わせフォームよりお申し込みください。
屋上にタープと砂場を設置しました🎪
ゴールデンウィークも明け、まぶしい日差しに暖かさを感じられるようになりました。
休みの間お家に慣れたため登園時に泣いていた子たちも、だいぶゆったりと過ごせるようになってきました。
当園は土地の関係で園庭がないため、どうしても室内遊びか、近くの公園での園外活動がメインとなります。
ただ小さい子にとっては少しの外出も大きな負担だったりするため、屋上をもっと有効活用できるようにタープと砂場を設置しました。
さっそく、砂場で盛大に楽しんだ子どもたちでした☆
【卒園遠足】がんばりまめの杜
卒園する5歳児クラスと一緒に、卒園遠足に行ってきました。
場所は、滋賀県にある『がんばりまめの杜』。
普段は安田式遊具でお世話になっているエール株式会社ですが、ここでは貸し切りでほぼ全ての安田式遊具で遊べるほか、大量のカプラも用意されているため、子どもたちにとっては身体も動かし指先でも遊べるパラダイス!
室内なので天候に左右されることなく、子どもたちははだしで駆け回り、好きな遊具で自由に遊び尽くしてました。
子どもって本当に遊びなら成長するんだぁと思ったのが、2本の棒を脇に抱えて滑る滑り台でほとんどの子が最初怖がって滑れなかったのが、一人滑れた子を見て続々と滑れる子が増えたこと。また、のぼり棒なども最初できなかった子が最終的には登れるようになっていました。
2階に行くと、今度は特大のエアマットでひたすら走って飛び跳ねて動き回っていました。
さすがの子どもたちもヘトヘト☆そのあとのお弁当がとてもおいしかったようです。
午後は大量のカプラでのんびりと楽しみました☆
今回はインストラクターから教わり、子どもたちは高速道路、先生たちはかまくらを作りました。
カプラって、最後壊す時もとてもきれいな音を奏でるんですよね。
片づけ時間になったら、楽しそうに子どもたちは作ったものを崩して片づけていました。
場所は少し遠かったですが、普段園ではできない活動ができ、子どもたちも大満足☆
最後の思い出になったと思います。
いい言葉だったので、思わず写真を撮ってしまいました。
カプラ10000個ワークショップ
今日は、エール株式会社よりカプラを10,000個借りて、3~5歳児で遊びつくしました!
10,000個あると、子どもたちも取り合うことなく、とことん集中して思い思いに作品を作っていました。
一人で作る子もいれば数人で協力して作ったり、高く積む子もいたら絵のように地面に模様を描いてみたり。
最後は、先生たちの力作のナイアガラの滝を崩し、その崩れる様子をみんなで見ていました。子どもたちもあまりの圧巻に思わず拍手👏
クラスでは見られないような姿が見られたなど、保育者にとってもとても気づきの多い楽しい時間でした。
あけましておめでとうございます🎍
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年はコロナによる感染が続く中、保育においては置き去り事件や不適切保育など暗いニュースが話題となった一年だったと感じています。ニュースをご覧になられて、うちの子の園は大丈夫だろうかと不安になった保護者もいらっしゃるかもしれません。
いずれのニュースも、よくある解説では、原因は保育士の配置人数の問題や保育士業務の忙しさ、園長の監督責任等が挙げられていましたが、私個人的としては、もっと根底となる園における保育の在り方(保育理念)、およびそれを支える保育士個々の「子ども観・保育観」にも問題があったのではと考えています。
保育園をはじめとする保育施設では、園がどういう存在でありたいかというその最も根本的な考え方を示した『保育理念』が存在します。私たち職員は、その保育理念を実現すべく日々保育にあたっていますが、立派な言葉だけが存在していても理念の実現はできません。
理念実現のための土台として必要となるのが、保育士一人ひとりが持つ「子ども観・保育観」です。
子ども観とは子どもという存在をどのように見ているのか、保育観とは子どもの成長・発達を促すにはどのような方法が適しているかという価値観を指します。この2つは、お互い密接にかつ大きく影響しています。
例えば、子どもを「小さくて弱く大人がサポートしてあげないといけない存在」という子ども観で捉えていたら、おのずと保育士は「子どもを一人前にするために大人がしっかり指導・教育をしていく」という保育観を持ちやすくなります。そのため、どうしても主体が大人になり、子どもをきちんと「しつけ」ないといけないという思考になりがちです。不適切保育や虐待は、これらが行き過ぎたところの結果ともいえます。
逆に、子どもを「生まれながらに有能で、豊かな感性を持っている存在」という子ども観で捉えていたら、おのずと保育士は「子どもを一人の人として尊重し、一人一人の可能性を引き出すように向き合う」という保育観につながりやすくなります。そうすると、活動の主体は子どもになり、子どもたちがいきいき・のびのびとその子らしく活動できるための配慮を保育士は考えるようになります。それは決して大人の上から目線の指導ではなく、反対に子どものわがままや好き勝手を放置・許すのではなく、子どもも保育士も対等な目線でお互いを尊重し合える素敵な関係になります。子どもを一人の人として尊重することが当たり前にできている園では、自然とそのような雰囲気・環境になっているといえるでしょう。
子ども観はご家庭に当てはめることも可能です。上記の文章を保育士→親、保育観→子育て観と置き換えてみるとわかりやすいかと思います。
また、子ども観はその人が幼少からどう育って経験してきたかによって異なってくる価値観であるため、保育士が100人いたら、100通りの子ども観が存在します。同時に良い・悪い、正しい・間違いという物差しで判断することはできません。
そのため、こでまり保育園では職員一人ひとりの価値観とも向き合い、どうすればともに園の保育理念を実現できるかということを、職員と一緒に考えています。
今年は、国の動きでも4月にこども家庭庁がスタートし、また初めて子どもの権利を示したこども基本法が施行されます。
子どもを取り巻く環境が、子どもにとって有益になることを心から祈っています。