お知らせ
5歳児クラス:自力でペープサート❕
今日は、5歳児クラスで子どもたちが主体となって進めていたペープサートの出し物を見せてくれました。
今回は、ほぼ子どもたちだけで作業から練習まで行なったとのこと!
クラスを4グループに分けて、それぞれペープサートにしたい絵本を話し合って選び、そこの必要なペープサートをプラバンなどを使って自作しました。
今回の題材は、三匹のこぶた・ピーターパン・スイミー・さるかに合戦。
一生懸命、苦戦しながらも物語を読んでペープサートを動かしてがんばっていました。
少し内容を簡単にしたのかな?と思いきや、まるまる1冊読み切る子どもたち。どれも見ごたえ抜群の内容でしたよ!
最後に園長先生と、ぜひ今日見せてもらった内容を、もっともっと練習して下のクラスのお友だちにも見せてあげよう、という約束をしました。また見られるのを楽しみにしています☆
セミのぬけがらあったよ!
当園ではウッドデッキに1本だけ木が植えられているのですが、その木の葉にセミのぬけがらがついていたことを子どもたちが教えてくれました。
言われなければ大人でも気づかないようなところに付いていて、子どもたちの観察力の高さにはいつも驚かされます。
週末に大阪も梅雨明けし、セミの鳴き声もひと際大きくなったように感じます。
いよいよ夏本番☆暑さに負けず、子どもたちと一緒に夏を過ごしていきます!
【子育て】過保護と過干渉のちがい
先日、大阪梅田で開かれた保育博2021ウエストに参加してきました。
その中で、キッズアプローチという名で子ども主体の保育を自園で実践し、子どもの非認知能力を育まれている株式会社キッズコーポレーションの大塚雅一先生のセミナーに参加しました。
実際の取組等については、書籍にも書かれておりますのでここでは省かせていただきますが、セミナーの中で問いかけられた内容に思わず唸ってしまいました。
その問いが、「過保護と過干渉のちがい」」についてです。
過保護は子どもが望んでいることを親がやってあげること、過干渉は子どもが望んでいないことを親がやってしまうこと。
この中で、特に過保護のところで考えさせられました。
子どもが、本当は自分でもできるのに時々「やって~」と言ってきた時、思わず「できるんだから自分でやってみよう」と言ってしまいがちですが、「やって~」という気持ちを汲み取って手伝ってあげることは、その子自身が親から受け入れられている気持ちになり、それが自己肯定感にもつながるなぁと感じました。
大塚先生の園では、何歳だろうが子どもから「やって~」と言われた場合は、突き放すのでなくしっかり過保護をしているとのことです。
保育や子育てに携わる者として、とても勉強になるセミナーでした。
エリクソン発達心理学📖
子育てをする上で、子どもの心を知るきっかけとなる心理学は大変役立ちます。
最近話題になっている心理学でいうと『アドラー心理学』で、いろいろな書籍が出ておりますが、今回はエリクソンを紹介します。
エリクソンはアメリカの心理学者で、アイデンティティの概念をつくった方ともいわれています。
その中で、エリクソンは「自我」の発達を8つの段階に区分した『心理社会的発達理論』を提唱しました。
人間の一生を8つの段階にわけ、その段階ごとに心理的課題と危機、課題達成により獲得する要素などを分類しました。
そもそも人間は、生涯のどの時期においても発達し、どの段階においてもクリアすべき課題と障害となるものが存在すると考え、そして、障害を乗り越えた時に得られるものも定義されています。