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造形教室🖍
当園では今年度から3歳児~5歳児クラスを対象に、造形教室を行うこととなりました。
普段の保育の中でも、行事や季節に合わせてさまざまな制作活動はしていますが、どちらかというと制作したい目標物に向けて、作り上げていくものが多く、本来のArt=美の表現という意味とは異なる部分があると感じていました。
本来造形を含めたArtというのは、自分自身の中から湧き出るイメージや考えを形にしていくものであり、決められた目標物を作るというのは『表現』というよりも『作業』に近いものだと考えています。
造形教室では、大枠の制作目標はあるものの、それをどう表現するかは自由に子どもたちの感性に任せています。普段の保育では大人しそうな子でも、造形になると、本当にいきいきとした作品をつくることも多々あります。
これから子どもたちがどのような表現を見せてくれるのか、とても楽しみです☆
高性能空気清浄機『Airdog X5s』設置☆
テレビCMでも話題の高性能空気清浄機Airdog X5sを、なんといただくことができました!
この間の「おもいでばこ」と同様に、バッファロー社様へネットワーク環境の見直しで見積もりをすれば抽選でいただけるというもので、枠も10施設だけだったので当たるわけない、と思っていたのですが「おもいでばこ」に続きなんと見事に当たってしまいました!
思った以上に大きくて驚きましたが、思いのほか静かなのに強力に空気が出ていました。
これでまた園内の空気環境がきれいにできそうです!
職員研修(株式会社リーベ)
3月31日は、毎年臨時休園として新年度の入替準備日にしています。
その時間を利用して、職員向けの研修を行いました。
株式会社リーベ様に依頼し、運動遊びを兼ねて職員のチームビルディングをしました。
内容はいろんなアレンジのじゃんけんをするという、とてもシンプルな内容ではありましたが、とても奥深く何より楽しい研修(研修ではなく遊びに近いかも)でした。園長から新卒まで全員が体を動かしながら楽しむことができました。
保育の要は、保育士同士の連携にあると言っても過言ではありません。
新年度に向けて、お互い仲を深められた時間になりました。
親子造形教室:等身大の自分を作る👫
12/18に、こでまり保育園では初の『親子造形教室』を開催いたしました。
今回講師としていただいたのは、2年前に退職した職員で現在は保育士やシッターのみならず幼稚園や受験向けの造形講師もしている廣石麻莉先生。
保育士は保育の専門家でもあるため、こうしてセカンドキャリアで活躍している方も多くいらっしゃいます。今回当園では、そういったセカンドキャリアを応援することと、保護者向けの子育て支援を目的に親子造形教室を開催する運びとなりました。
今回は、卒園したOB・OGも参加していただき、廣石先生が担任としてもっていた子たちも参加してくれました。
大きな紙に寝転び、親に輪郭を描いてもらってから、各自好きにデザインをしていきました。
廣石先生もおっしゃっていましたが、造形を通して子どもたちは、「選択」「決定」をたくさん行い、頭の中でイメージしたものを絵にしていきます。園では見れなかった子どもたちの感性を知ることが出来ました。
出来上がった作品は、階段の壁に貼ってギャラリーに!
参加した親子からはとても好評だったため、今後も開催をしていきたいと思います。
トイレトレーニング🚽
乳児のお子さんがいらっしゃる保護者の中で、トイレトレーニングについて不安に感じていらっしゃる方も多いかと思います。
当園では、1歳児クラスの時からトイレトレーニングにつながる準備を進めています。その内容を少しご紹介します。
※一人でトイレに行ける・行けないは、もちろん個人差がありますので、あくまで目安としてご覧ください。
○いつごろからはじめたらいい?
「トイトレは、いつからはじめたらいいの?」はじめてのお子さまの場合は、特に心配になってしまうもの。
トイトレのはじめどきは、お子さまによって違います。まずは下の3つの成長をチェックしてみましょう。
①体の発達のチェック
【一人でしっかり歩ける】
立って歩くことができれば、自分でトイレに行くことができます。尿意を感じる機能も育ってきます。
②膀胱の発達のチェック
【おしっこの間隔が2~3時間程あく】
おしっこをためる機能が未発達だと失敗しやすくなります。トイレに行った際、紙パンツが濡れていない事が増えていませんか。
③言葉の発達のチェック
【言葉や動作で「おしっこ」と伝える】
自分の気持ちを伝えられるか?大人の問いかけに答えることができるか?「出そう」「出た」を言葉や仕草で伝えられる事で、尿意や不快な気持ちが分かります。
○トイレトレーニングの4つのステップ
①トイレに興味を持つ・慣れる
ご家庭ではトイレに座る時間をつくり、回数を増やしてあげるとよいでしょう。そのために絵本や会話の中でトイレに興味が持てるような声掛けをしてあげることも有効です。このとき排泄できなくても大丈夫。まずはトイレに慣れ、安心できる空間であると認識してもらうことが大事です。ついまだ出ないの?とか聞いてしまうと、子どもはプレッシャーを感じてしまいます。トイレに行けたらほめてあげたり、1つシールを貼ってあげるなど工夫してもよいかもしれませんね。
②トイレでおしっこをする
寝る前・遊び終わりなど、活動の節目でトイレに誘ってみてください。はじめは、タイミングが合わず出ないことのほうが多いです。安心できるように手を握ったり、誘う間隔を見直したりしながら、排泄する感覚を覚えてもらうとよいでしょう。
③トレパン(布パンツ)を履くことに慣れる
「おにいちゃんパンツ」「おねえちゃんパンツ」という言い方をすることで、子どもたちはお気に入りのパンツを履くことを喜びます。紙パンツと違い、トレパンは濡れると気持ち悪さと感じますので、言葉や仕草で不快感を伝えたり、気持ち悪くならない為にトイレで排泄しようとします。
④自分から「おしっこ」と言える
トイレに慣れてきたら、おしっこがたまった感覚や、トイレまでちょっとだけ我慢する事を覚えられるように、トイレに誘うタイミングを少し遅らせてみましょう。失敗はつきものなので、お家の方の気持ちに余裕がある時を選んでトイレトレーニングをしてください。おもらしをしてしまっても叱らず「次は教えてね」など、優しい言葉がけを。濡れたことを知らせた時には、たくさん褒めてあげましょう。
いかがでしたでしょうか。上記はあくまで目安です。
子どもの成長(大人もですが)はできたりできなかったりを何度も何度も繰り返しながら成長していきます。様子を見ながら、焦らず、子どものペースで進めていってください。間違っても他の子と比べたりしないで、あたたかく見守っていきましょう。
感染症予防のための消毒液について🧴
だいぶ市中のコロナも落ち着いてきましたが、冬はインフルエンザやノロウィルスといった感染症も流行しやすい季節でもあります。実際に当園でも11月は、手足口病やヘルパンギーナなどの感染症にかかる園児も多かったです。
当園でも引き続きコロナに限らず感染症対策を行なっていますが、主に消毒液は「アルコール消毒液」「次亜塩素酸ナトリウム(ピューラックス」「次亜塩素酸水(日本トリム社)」の3種類を使用しています。
実は、消毒液も種類によって効果や用途も変わりますのでご紹介します。
上記の図は、除菌力の比較と各特性をまとめたものです。
除菌力だけでいくと次亜塩素酸水は幅広く除菌をカバーできることがわかります。また可燃性もなく無臭なため子どもがいる場でも使いやすいことも挙げられます。ただ次亜塩素酸水は、長時間おいておくと水に戻ってしまうため保存が聞きません。そのため、消毒作業をするたびに生成する必要があります。
次に除菌力の強い次亜塩素酸ナトリウムは、ご家庭のキッチンハイターやカビキラーをイメージしていただけるとわかりやすいですが、塩素系のにおいがあるのと、使ったらそのあと洗い流す必要があるため、使用できる箇所が限定される場合があります。
アルコール消毒液は、ご家庭でもよく使われる消毒液ですが、除菌力のカバーは上記2つに比べれば劣るものの、優れている点は、扱いやすさやお手軽さです。アルコール消毒液は、スーパーやドラッグストアでも気軽に買えますし、大抵の箇所に使用可能です。また、使用後のふき取りも必要ありません。
園では、普段の消毒必要箇所や発生した感染状況等に応じて、これらの消毒液を使い分けています。
感染症対策で大事なことは、いかに予防できるかだと考えています。ぜひご家庭の感染症予防にお役立てください。
シャンパンタワーの法則🍸
今日は東京から、茶々保育園グループの迫田理事長にお越しいただき、法人の方向性についてコンサルティングを行なっていただきました。内部にいたら気づかなかった園の良さや特長を、いろいろな園を見てこられた第三者として言っていただいたことはとても新鮮でした!
その中で、うちの法人が大事にしているように感じたと述べていただいたことの一つに、働いている職員をすごく大事にしている、ということがありました。
園によっては、経営層がやたら偉そうにしていたり、職員が委縮していたり覇気やオーラがなかったりしている園もある中で、うちの法人では忖度なしにそういったものが見えず、皆いきいきしていて、とても職員を大事にしている雰囲気が伝わった、とのこと。
この部分は、経営者として一番大事にしていたことでもありましたので正直うれしかったです。
保育は、どうしても子どもの成長や発達にフォーカスされがちですが、質の高い保育を提供するためには職員一人ひとりが仕事にやりがいや充実感、余裕を持っていないと実現できないと考えています。
『シャンパンタワーの法則』という言葉があります。質問家のマツダミヒロさんが提唱した法則ですが、シャンパンタワーの1番上を自分自身、2段目を身近な人や家族、3段目を友だちや一緒に働いている仲間、4段目をお客様と見立て、そして自分はどこからシャンパン、つまりエネルギーを注いでいるかを考える、という法則です。保育園の場合、4段目は園児や保護者になると思います。
シャンパンタワーはご存知のように、グラス全部を満たすには一番上の段から注がないと満たせません。しかし、現状保育業界は、保育士自身が自分の時間を犠牲にしていたり、多忙で疲弊してカラカラの状態で、シャンパンタワーの2段目以降や4段目からシャンパンを流しているケースが多く見られます。
少なくともこでまりで勤めている間は、自分のグラスからシャンパンを注いでほしいと考えて、毎年手当や制度の見直しをしたり、職場環境の改善を行なっています。ただ、正直まだまだ改善したいところはたくさんあります。
コンサルティングを受けながら、自分も含めみんなを満たすために何ができるかをとことん考えて引き続き園運営を進めていこう、という思いに立ち戻ることができました。