感染症予防のための消毒液について🧴
だいぶ市中のコロナも落ち着いてきましたが、冬はインフルエンザやノロウィルスといった感染症も流行しやすい季節でもあります。実際に当園でも11月は、手足口病やヘルパンギーナなどの感染症にかかる園児も多かったです。
当園でも引き続きコロナに限らず感染症対策を行なっていますが、主に消毒液は「アルコール消毒液」「次亜塩素酸ナトリウム(ピューラックス」「次亜塩素酸水(日本トリム社)」の3種類を使用しています。
実は、消毒液も種類によって効果や用途も変わりますのでご紹介します。
上記の図は、除菌力の比較と各特性をまとめたものです。
除菌力だけでいくと次亜塩素酸水は幅広く除菌をカバーできることがわかります。また可燃性もなく無臭なため子どもがいる場でも使いやすいことも挙げられます。ただ次亜塩素酸水は、長時間おいておくと水に戻ってしまうため保存が聞きません。そのため、消毒作業をするたびに生成する必要があります。
次に除菌力の強い次亜塩素酸ナトリウムは、ご家庭のキッチンハイターやカビキラーをイメージしていただけるとわかりやすいですが、塩素系のにおいがあるのと、使ったらそのあと洗い流す必要があるため、使用できる箇所が限定される場合があります。
アルコール消毒液は、ご家庭でもよく使われる消毒液ですが、除菌力のカバーは上記2つに比べれば劣るものの、優れている点は、扱いやすさやお手軽さです。アルコール消毒液は、スーパーやドラッグストアでも気軽に買えますし、大抵の箇所に使用可能です。また、使用後のふき取りも必要ありません。
園では、普段の消毒必要箇所や発生した感染状況等に応じて、これらの消毒液を使い分けています。
感染症対策で大事なことは、いかに予防できるかだと考えています。ぜひご家庭の感染症予防にお役立てください。