【子育て】過保護と過干渉のちがい
カテゴリ: ブログ
作成日:2021年07月09日(金)
先日、大阪梅田で開かれた保育博2021ウエストに参加してきました。
その中で、キッズアプローチという名で子ども主体の保育を自園で実践し、子どもの非認知能力を育まれている株式会社キッズコーポレーションの大塚雅一先生のセミナーに参加しました。
実際の取組等については、書籍にも書かれておりますのでここでは省かせていただきますが、セミナーの中で問いかけられた内容に思わず唸ってしまいました。
その問いが、「過保護と過干渉のちがい」」についてです。
過保護は子どもが望んでいることを親がやってあげること、過干渉は子どもが望んでいないことを親がやってしまうこと。
この中で、特に過保護のところで考えさせられました。
子どもが、本当は自分でもできるのに時々「やって~」と言ってきた時、思わず「できるんだから自分でやってみよう」と言ってしまいがちですが、「やって~」という気持ちを汲み取って手伝ってあげることは、その子自身が親から受け入れられている気持ちになり、それが自己肯定感にもつながるなぁと感じました。
大塚先生の園では、何歳だろうが子どもから「やって~」と言われた場合は、突き放すのでなくしっかり過保護をしているとのことです。
保育や子育てに携わる者として、とても勉強になるセミナーでした。