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4歳児あんず組☆テーマ保育「形」
今回はあんず組で取り組んだ、
「形」のテーマ保育について、
一部ですがご紹介させていただこうと思います♫
まずは形への興味を引き出せるよう、
コーナーや活動の中に様々な「形」を取り入れました☆
芸術コーナーでは
形の切り絵やステンシルを用意し、
子どもたちが自由な製作活動を楽しむ中で、
自然と形に触れて遊ぶ姿がありました!
その中でも特に形の切り絵に興味を持った子どもたち。
四角に切った画用紙をたくさんくっつけて絵本を作ったり、
丸く切った画用紙を繋げて飾りを作ったり
「形」を活かした製作を楽しむ姿が増えていきました♫
製作以外にも、
遊びや活動の中にたくさんの「形」を取り入れ、
様々な方面から「形」について知識や理解を深めていきました☆
テーマ保育も終盤に差し掛かったある日、
連想ゲームをして遊んでいると
「丸」といえば「ボール」、
「ボール」といえば「ドッヂボール」、
「ドッヂボール」といえば「円ドッヂ」
とワードが繋がっていきました♫
その中で
「普段のドッヂボールは四角いコートでするし、
円ドッヂは丸いコートでする。
そういえば、三角のコートってないよね?」
と疑問が生まれました!
じゃあ実際に三角のコートでもドッヂボールをしてみよう!と
三種類のコートでドッヂボールに挑戦☆
すると子どもたちから
「三角のコートは角が四角の半分だから狭いんだ」
「丸いコートは角がないから狭い」
と形の「角」に着目した意見がでてきました、、、!
「六角形のコートならもっと面白いんじゃない?」
と想定外のワードも飛び出し、
子どもたちの興味や知識は
私たち大人が考えていたところよりも深いところにあるんだな
ととても驚かされました(*^^*)
この子どもたちの気付きに寄り添って、
もっともっと「形」の面白さを感じてほしい!
そう思い、終わりに向かう予定だったテーマ保育の予定を延ばし、
今の子どもたちの姿や興味にあった活動を取り入れてみることにしました☆
子どもたちが興味を持っている、
「角」への知識や理解を深められるよう
ストロー遊びや毛糸遊びを取り入れました!
一見、形と関係のないように思える活動ですが、
ストローを繋げて形を作ったり、
毛糸を編んでいくと形になったりと、
子どもたちが「角」を数えながら遊ぶ姿がたくさん見られました♫
保育室のコーナーの中にも
新しい「形」の遊びをたくさん取り入れ、
子どもたちが今知っていることを活かして
新たな気付きを得られるような仕掛けを用意してみました!
すると違う遊びの中でそれぞれ違った方法で
「五角形と三角を組み合わせると星になる」
ということに気が付き、そこからどんどん
「形を組み合わせて違う形を作る」
ことを楽しむ姿が増えてきました☆
この子どもたちの姿をみてテーマ保育の中で
子どもたちが興味や知識を深めてきたことを最大限に活かして楽しめるよう、
五角形や六角形、正三角形や台形を用意して
構成遊びをすることにしました!
様々な形を用意したことで、
これまでの活動や遊びと
今回の構成遊びが子どもたちの中で繋がったようで、
「六角形と三角で猫が作れるんだよ!」
「おっきい四角はないけど小さい四角をくっつけたらできる!」
と形と形を組み合わせて別の形を作る姿がたくさん見られました☆
星一つでも五角形の周りに三角を貼って作る子もいれば、
五角形の中に三角を貼って作る子もいましたよ♫
六角形で観覧車のゴンドラを表したり、
台形でアイスのカップを表現したりと、
用意した形はみんな同じですが、
その中でも子どもたちそれぞれの興味や関心によって
作り上げていくものが違い、
個性溢れる素敵な作品が出来上がりました☆
このようにこでまりこども園あわざのテーマ保育では、
子どもたちの興味や関心に寄り添った活動を大切にしています(*^^*)
事前に大人が立てる計画も大切ですが、
子どもたちの気付きや発見に共感し、
それをより深めて楽しんでいけるよう、計画を練り直し、
柔軟に活動を組み替えていきながら進めていっています♫
これからも子どもたちがたくさん遊んだり、
体験していくなかで、様々なことに気が付き、学んでいけるよう、
一緒に楽しんでいきたいと思います☆